タガメ

  Lethocerus deyrolli
カメムシ目(半翅目)
コオイムシ科
区部 北多摩 南多摩 西多摩 本土部 伊豆 小笠原 環境省
EX EX EX EX EX VU
 
形態・生態
体長48~65mm。日本本土の水生カメムシ類では最大種。体型は長卵形で扁平、前脚は太く鎌状となっている。
分布の概要
北海道、本州、四国、九州、南西諸島
都における生育・生息環境
平地から丘陵地の池沼や湿地、水田などに生息していた。
都における生存に対する脅威や保全上の留意点
1950年代頃までは区部をはじめ各地で記録されているが、1970年頃を最後にそれ以降の確実な記録はなく、すでに東京都本土部で絶滅したと判断される。池沼や湿地の消失や質の劣化、水田の消失、圃場整備による乾田化、農薬の使用などによって大きな影響を受けたと推測される。さらに、ウシガエルやアメリカザリガニなどの捕食性外来生物の影響も大きかったと推測される。
関連文献
平山修次郎, 1933. 原色千種昆虫図譜. 三省堂. 186 pp. + 104 pls.
苅部治紀(編), 2011. 水生昆虫大百科 2011年度特別展展示解説書. 神奈川県立生命の星・地球博物館. 140 pp.
執筆者
須田真一